ドラゴンボールの考察

ドラゴンボールの個人的考察。

サイヤ人について

ドラゴンボールといえば「サイヤ人

彼らの情報まとめと考察も含めて書いていきます。

サイヤ人とは

惑星ベジータを母星とする宇宙人。容姿は地球人に似ている。屈強な肉体と高い戦闘能力、好戦的で残忍な性格を有し、銀河系最強クラスの戦闘民族

ピクシブ百科事典

サイヤ人」という言葉(設定)が初めて公開されたのは

悟空の兄、ラディッツの登場時。

 

サイヤ人は環境の良さそうな星を侵略して売るのが仕事。

たいした戦力を持たない人間の星には、

たいてい「飛ばし子」と言われる子供を送り込む。

この役割は下級戦士認定された子ども。

 

だが、純粋なサイヤ人

既にほとんどフリーザに殺されおり、

原作中に登場したのは

孫悟空カカロット)、ラディッツ

ベジータ、ナッパ の4名のみ。

 

名前は全て「サイヤ」が「野菜」のアナグラムの為

野菜にちなんだ名前になってます。

 

サイヤ人の特性①大食い

悟空は幼少期から人並はずれた

食欲がありましたが、実はこれも

サイヤ人の特性でした。

 

サイヤ人の特性②髪型が変化しない

純粋なサイヤ人は髪型が生後から

不気味に変化しません。

例外としてナッパのように途中でハゲたり、

悟飯たちのように混血のサイヤ人

普通に髪が伸びます。

サイヤ人の特性③若い期間が長い

サイヤ人は一定の年齢まで

見た目は子どもの姿で、相手を油断させます。

その後、一気に成長して大人の姿になると

その後ほとんど見た目は若いままです。

若い期間が長いのは長く戦えるため。

 

サイヤ人の特性④尻尾が生えている

サイヤ人は生まれた時に猿の尻尾のようなものが

お尻から生えています。

これには「大猿」に変化するという

重大な役割があります。変化条件は

満月を一定時間直視する事。

大猿になる理由

これはサイヤ人がどうしようもなく

追い込まれた時に変化するもので、

戦闘力は通常時の約10倍となります。

ただし、ベジータなどのエリート以外

通常のサイヤ人は正気を失ってしまい、

ただの暴走猿になってしまいます。

 

尻尾を切られると元の姿に戻り、

変化前の状態から尻尾が無ければ

満月を見ても変化しません。

 

サイヤ人の特性⑤負けると強くなる

サイヤ人は瀕死の状態から

生還するとさらに戦闘力が

増すという特性もあります。

 

サイヤ人の特性⑥超サイヤ人

さらに怒りが頂点を超えると

超サイヤ人」という形態に変化し

大猿以上に強さが増します。

しかも超サイヤ人はさらに進化する事が可能で

通称「超サイヤ人2」「超サイヤ人3」と

変化を重ねていきます。

 

以上がざっとサイヤ人の特性になりますが、

作中ではこの特性の矛盾とも言える内容が

ありますので色々と考察しています。

 

矛盾①尻尾が消滅

基本、尻尾が生えているのがサイヤ人であり、

切られてもしばらくするとまた生えてきます。

しかし作中のキャラたちは全て

尻尾が最終的に消滅しています。

悟空→神様に切られて消滅

悟飯→ベジータに切られて消滅

ベジータ→ヤジロベーに切られて消滅

悟天・トランクス・パンに至っては

生まれた時から生えていません。

 

これは何故か?

考察するとおそらく

上記で述べた通りサイヤ人

大猿になる理由が答えだと思います。

 

つまりサイヤ人は追い込まれた時に

最後の手段として変化しますが、

追い込まれない程、一定の強さを

身につけた時、サイヤ人の細胞が

「必要なし」と判断し、その後

再生しなくなるのだと思います。

 

その強さの基準ですが、

悟飯がナメック星に行った時点で

すでに再生しなかった事から

最長老様に瀬在能力を解放してもらった強さ

戦闘力10000程だと思います。

ただし、悟空に関しては神様の力で

永久的に再生不可にされており、

悟天・トランクス・パンに関しても

幼少期から天才であり出生前段階で

潜在能力>尻尾で「必要なし」と

されたのだと考察。

 

矛盾②瀕死からの復活

上記の特性⑤で書いたように

瀕死の状態から復活すると大幅に

戦闘力が上がるというものがあり

悟空は修行中に知らずにこの方法を

取っていたり、ベジータはわざと

瀕死になりこの特性を利用したり

していました。

しかし、人造人間の戦い辺りから

この方法での修業をしなくなります。

おそらく上昇にも上限があるという事でしょう。

こちらも矛盾①と同じく

サイヤ人の細胞が一定の強さを超えると

必要無しとしているのかもしれません。

 

矛盾①②をまとめると

サイヤ人は強さと共に特性も進化するという事。

大猿変化や毎回瀕死になるという事は割と

デメリットが多い部分がありますが、

これに代わる進化が超サイヤ人なんだと思います。

 

 

オマケで

サイヤ人の歴史

ベジータ一族が支配(現状ベジータは4世)

・コルド大王に取り込まれる

フリーザに代替わり

スカウターを支給

フリーザに惑星ベジータを破壊される

・この時ほとんどのサイヤ人が滅亡

アニメオリジナルの歴史

・惑星ベジータは元は惑星プラント

・原住民であったツフル人から侵略する

・戦闘服やスカウターはツフル人が発明

 

 

という事で、サイヤ人考察でした。

長文お付き合い頂きありがとうございます。

サイヤ人のキャラ考察については

別で記事にしたいと思います。

ドラゴンボールの正史

ドラゴンボールは原作漫画が1996年に終わった後も

様々な派生作品が出ていますが、厳密にストーリーが

繋がっているワケではないので、この辺を考察します。

東映アニメーション

整理すると

原作連載中のアニメは

ドラゴンボール」(通称無印)

ドラゴンボールZ

連載終了後に発表されたアニメが

ドラゴンボールGT

ドラゴンボール改

ドラゴンボール超

になります。しかし

厳密にストーリーが繋がってない

という問題があり

この辺についてはまず原作のアニメ化である

無印・Zですらアニメオリジナル要素が満載で

原作とイコールとは言えません。

そして後の続編アニメもややこしいです。

まず「ドラゴンボールGT」は

Zの最終回から5年後を描いた

完全アニメオリジナルストーリー。

そして「ドラゴンボール改」は

Zのデジタルリマスター再編集版で

アニオリなどが一部カットされていますが

内容はほぼZと同じです。

そして「ドラゴンボール超」は

Zの魔人ブウ戦のその後を描くストーリー。

だがGTとの繋がりは皆無。

 

と、続編アニメも色々あります。

特に問題は原作の続きである

「GT」と「超」です。

よく言われているのは

ドラゴンボール超」こそが正史!

理由は作者である鳥山明原案だから!

ドラゴンボールGT」は鳥山明

関与してないし…パラレルだ!

というヤツですね。

まぁここまでだと割と浅い考察になるので

さらに深掘りして考えていきます。

結論から言うと…筆者的には

ドラゴンボール超は正史では無い

という考察になりました。

かといってGTが正史と言う訳でもありませんが…

とにかくこうなった理由を述べていきます。

 

まず、正史とはなんぞや?って所ですが

当然、原作である「ドラゴンボール」は正史ですよね。

ドラゴンボール(原作)

集英社

コレを基準とするならば正史である条件として

「作者鳥山明先生が作ったもの」でいいと思います。

であれば、前述のとおり

原作のアニメ化であるとは言え

オリジナルのキャラや展開が満載な無印やZは除外。

Zの再編集版である改も除外。

完全オリジナルであるGTも除外。

後は「ドラゴンボール超」です。

まずコレを考察するにあたってこの作品が出来た経緯ですが、

鳥山明先生自身が初めて制作として携わった劇場版

「神と神」から企画が始まったと思われます。

東映アニメーション

そして2作目「復活のF」の時に正式に制作発表があった作品です。

そして「ドラゴンボール超」は「神と神」のストーリーと同じく

破壊神ビルス…様の登場から始まります。

ここである事に気付く

ならば鳥山明制作の「神と神」が原作で

それをアニメ化したのが「ドラゴンボール超」じゃないの?

って言う事です。関係で言うなら

原作ドラゴンボールとアニメ無印・Z(改)です。

確かにドラゴンボール超鳥山明原案ですが

その原案の原案は「神と神」です。

なので、この法則でいくと

あくまで正史はドラゴンボール超では無く

鳥山明先生が自ら制作として関わった

「神と神」以降の劇場版こそ正史

という事になるんじゃないかと思います。

「神と神」以降の劇場版ですが、現在4作品あり

「神と神」「復活のF」「ブロリー」「スーパーヒーロー」

となります。ですがこちらのタイトルを見てもらうと分かる通り

「神と神」「復活のF」はZ名義

ブロリー」「スーパーヒーロー」は超名義になっています。

するとこういう意見も出てきます。

「神と神」「復活のF」はZだからパラレル!

ドラゴンボール超が正史だから

ブロリー」「スーパーヒーロー」は正史!

まぁタイトルに関しては「復活のF」の時に

超の発表があったので当然ここで切り替わっているんですが、

これはあくまでアニメタイトルロゴの違いでしか無いという事。

ストーリーの繋がりは「神と神」→「スーパーヒーロー」であると考えます。

まず、鳥山明先生本人も「スーパーヒーロー」公開時の

インタビューで以下のように言っています。

2013年と言えば「神と神」が公開した年です。

まぁこれは初心者でも分かりやすくソコから観てもらえば

分かりやすいという説明だと思いますが。

決して「神と神」「復活のF」は正史から

外しているワケでは無いと言うのが分かります。

 

ドラゴンボール超」漫画版について

集英社

ドラゴンボール超」はTVアニメ版だけでなく漫画版もあり、

こちらは鳥山明原案・とよたろう作画の漫画作品です。

内容はアニメ版とほぼ同じですが、アニメ最終章「力の大会編」以降も

物語は続き連載継続となっています。

こちらもアニメ版とは内容や設定が若干異なっており

完全に同一世界ではないと思われます。

しかも漫画版は鳥山明先生自ら

ネームチェック・監修まで入っており

当然

アニメ版はアレだけど漫画版の

ドラゴンボール超は正史だよね!

という意見もあります。

 

ですが、

 

チェックしているとは言え、

やはりネームを作成しているのはとよたろう先生。

ネームとはコマ割りだけでなくセリフや構成も作る事。

ならばこれは正史の条件とした

「作者鳥山明先生が作ったもの」と言えるのか?

という事。

また劇場版「スーパーヒーロー」では

時系列的に漫画版の直後であるにも関わらず

漫画版のみに登場する「モロ」「グラノラ」という要素は皆無で、

目標相手として「ジレン」の名が挙がっている点も不自然です。

そして劇場版にはアニメ版・漫画版では欠かせない要素

「身勝手の極意」すらも出て来てないんですよね。

 

なので、現状こちらも筆者的に

正史から除外という結論にさせて頂きます。

 

いやいや

細かい違いはあれどとにかく

ドラゴンボール超は正史なの!

という意見もありますが、

まぁその細かい所を考えるのが考察であり

細かい事気にしないならGTも正史で良いのでは?

…とかも思ったりもします。

 

※以上、あくまで個人的な考察です。

 

オマケにベジータの髪型でも考察

原作でベジータが語っている

純粋なサイヤ人の特性として

髪型が生後から不気味に変化しない

というものがあります。

集英社

そこで上記で考察した作品群の中で

ベジータの過去・未来の髪型を見てみると…

 

東映アニメーション

ドラゴンボールZ」不気味に変化↑

 

東映アニメーション

ドラゴンボールGT」不気味に変化↑

 

東映アニメーション

劇場版「神と神」変化なし↑

 

東映アニメーション

ドラゴンボール超」アニメ版 不気味に変化↑

 

集英社

ドラゴンボール超」漫画版 不気味に変化↑

 

東映アニメーション

劇場版「ブロリー」変化なし↑

 

除外したZ・GT・超(アニメ)・超(漫画)は

髪型が不気味に変化して

正史と考察した原作・劇場版は

髪型が変化してないですね。

 

という事で

ドラゴンボール正史考察でした。

長文お付き合い頂きありがとうございます。